書きたいこと、書けないこと ウルフワークスとダロウェイ夫人
2月にBSでウルフワークスが放送されました。
去年の5月にライブシネマで観たときより、ずっとこの作品のことを深く理解すること、それも感情的にというか感覚的にというか、頭ではないところで理解できました。
びっくりしたんですよー、そんな自分に。ウェイン•マクレガーの作品ってクネクネしてるね、ってしか理解できないレベルの人間が、スーッと作品の世界に入ることができるようになったから。
冒頭のアレッサンドラ•フェリの表情からすごいです。フェリはどうしてあんな表情ができるんだろうって、思います。
今試行錯誤して書いてみたけど、やっぱりわたしの言いたいことの本質がズレてしまうから辞めました。
ただフェリの表情がすごく突き刺さります。
やっぱりうまく書けないやー。
わたしはこの作品をこうやって見ることが出来るようになって、とても嬉しいけどそれだけじゃない気持ちもある。
過ごした時間が、複雑さを理解できるようになるためだけのものじゃないといいなって思う。
今わたしに書けるのはここまで。
ここまででも書きたかった。