究極のお嬢さん芸

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11/21 Wicked 個人的変化について

11/21Wicked 個人的変化について

これはレビューではなくて個人的な心情の変化について。

 

ここ1ヶ月、我が人生ほぼ初の状態が続いていたので、ここら辺でビバ女の友情ミュージカル(違う笑)Wickedみてベクトルを少し戻そうと思いまして、観てきました。
結果として、もうベクトルは戻すのではなくまた別の形に変わるときなんだなっつーのはわかりました。

 

Wicked はふたりの魔女、エルファバとグリンダが主役ですが、わたしはエルファバタイプなのですね。
彼女の苦悩、みんなと違うこと、自分の負けそうな弱さを戦うことで強くなってきたこと、でも本当は乙女なところ、自分を受け入れてくれたことが本当に嬉しくてその人たちのためならなんでもしようとするところ。全部わかる気がします。今回わたしはエルファバがグリンダからもらった帽子をずっと大切に持ってるってところにもう心が痛くなってしまいました。受け入れてもらえた嬉しさ、あの帽子はその象徴なんだろなって思う。
グリンダはみんなの人気者で、おバカちゃんだけど、でも優しいんです。あれって誰からも大切にされてきたからできる優しさなのかもしれない。だからエルファバの帽子の件では彼女から歩み寄るし、フィエロも許すことができる。そしておバカちゃんって書いたけど、最後おバカちゃんのフリを辞めるんだよね。あんなに愛されてるのに実はこれからグリンダは孤独な戦いが始まって、それを引き受ける。

初めてこの作品を見たとき、エルファバがどうして最後すべてを諦めてグリンダに託すことができたのかわからなかったんです。でもここ数年彼女の気持ちがわかるような気がしてきました。
ずっと1人で戦ってきた彼女は、いかに自分が孤独で寂しかったかを知ってしまったんですよね。自分には手に入らないと思ってたものが、手に入った時、エルファバは他のものをすべて放棄できた。
エルファバって大好きなキャラクターだけど、今回酷だなって思ったのは、グリンダに意図せず自分の孤独を、いやそれ以上の孤独、周りにみんながいるのに孤独、を押し付けてしまうところだと思う。エルファバはずっと1人だったから、そのことに多分気づいてないと思う。
そしてグリンダはエルファバから託されて初めて、エルファバの抱えてた孤独の寂しさを知るんだと思うんですよね。

今回wicked をみて、寂しさとか孤独にすごくフォーカスがいったのは多分自分もそれが今のテーマだからだと思うんです。彼女たちはそれぞれに痛みを抱えてるしそれはずっと続いていくけど、でも2人がかっこいいのは自分で選んでるところだと思います。
そしてわたしも多分もうすぐその分岐的なのかもしれません。
この作品、初めてみたのがハタチのときで、年齢を重ねるにつれて感情移入するところがどんどん物語終盤にズレていくという、素晴らしい経験ができました。
わたしも、大人になったのね笑。

こういうの経験するとやっぱり物語の重要性を感じるし、少しずつそういうことを伝えられる人になれたらいいなって思う。