究極のお嬢さん芸

すきなことを、すきなだけ

LALA LAND 感想

LALA LAND

LALA LANDみなさん観ました?
もうわたし、あまりにこの作品すきすぎて2回みました。
早くソフト化希望。笑。

以下ネタバレ含む感想です。

まず何がすばらしかったか。夢を追うすばらしさと苦しさ、それでも追いかけた先にある希望がしっかりと感じられる映画ということだと思います。
オープニングの歌とか本当よくできてるよ。あの映像ももちろんすばらしいですが、歌詞も少し切なくて希望があって。
この作品、全体的に切なさとそれを踏まえたうえでの希望、というのがわたしにはハマリました。
この監督の希望観というか人生観、すきです。

あとやっぱり単純にストーリーがよかったです。
すごくシンプルだし、ありきたりではあるんですけど、丁寧に描いてあるし、それでいてちょっと考える余地があるのも好みです。
あとやっぱり、役者がよかったかな。
エマ・スト-ンはもともと好きでしたが、ライアン・ゴズリングはあんまり興味なかったです。正直二人ともダンスはそんなんでもないし、歌も激ウマってほどではないです。でも、ラストシーンのライアンの顔はもう、あかん。あれは、あかん。すばらしかった。あの表情に救われた人は大勢いると思う。わたしもその一人です。

あとやはりわたしはラストがとても好きでした。
あれは好き嫌い分かれそうですけど、あの二人にとって救われたのではないでしょうか。
秋の最後から冬のシーンまでは割かしまじめに涙止まらなかったです、1回目。あそこで入る回想シーン、あれはふたりの回想ですけど、わたしはどちらかというとミアのほうかなって思ってます。
もしかしたら有り得た未来。でも、今違う未来を生きている。それでいいよね、だってお互い必死に努力をして心折れても立ち上がって時に大切なものを犠牲にしてきた二人がそれぞれ自分の人生を形にしたのだから、そこに痛みはあったとしてもそれすらももはや愛おしいよね、って思える。

あと友人の女優さんと話してたんですけど、これはアート業界、特にパフォーマーにとって殺しにかかってくる映画だよねと言い合いました。

ていうかですね、この映画個人的にちょっとかぶるところが多すぎました。笑。
わたしはパフォーマーではないですが、演劇業界にいました。今夢であるロンドンに戻るためにその仕事をやめましたが、毎日あの仕事が大好きだったんだと実感します。でもロンドンで舞台に関わるため、それにわたしは大好きだから大丈夫、戻れるよ、って自分に言い聞かせています。そしてですね、あの、うん、セブがジャズについて語るシーンがあるんですけど、あれと似た会話をしたことあるよね笑。ジャズじゃなかったけど、すげー既視感でした。ていうか本当にこのタイミングでこの映画くるとかすげーよ!!っていう興奮。

だからすごく励まされました。苦しくても倒れても、這い上がっていくしかないんですね。そしてそれを続けていった人には何か形になるものがある。
この映画はそれを教えてくれると思います。

だから多分もともととてもしっかりした人生プランがある方とか、あまり無茶なことしない人、それが良いと思っている人にはあまり響かない部分はあると思います。そしてそういう人が世の中をしっかり回してくれているんですよね。それも知っています。
でも夢を追いかけている人、特にそれが一か八かな部分がある夢を追いかけている人にはもう突き刺さる映画だと思います。
ミアが途中歌う、愚か者の歌があるんですが、自分は愚か者かどうか、実際聞いてみて判断してみてください。
わたしは確実に愚か者です、そしてそうであれることがうれしいし愚か者の仲間がいるのもうれしいです。
でも、どっちがいい悪いではないです。

この映画とこのタイミングで出会えて幸せです。
when they let you down youll get up off the ground
これを胸に刻んでいこうと思います。
あーはやくソフト化希望。