究極のお嬢さん芸

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ENB Akram Khan's Giselle 走り書き感想

本当はオンタイムで載せたかったのですが、とりあえず見たその日そのままの走り書き感想のせます!

 

ENB Akram Khan's Giselle 感想

このバレエがみたくて旅することに決めました。
ブリストルまで日帰りで観てきたので感想。ネタバレあり。

クラシックの名作すぎてどうリクリエイトするのかと思いましたが、よかったです。とてもよかったです。精神的にグサグサにやられました。

まず、ジゼルがとても強い女性でした。
これよかったです。ただ運命に流された女性というのではなく、彼女の意志が常に見えていたのが現代的でした。

次にヒラリオンがものすごーくクソになり、彼が死ぬ理由もはっきりわかりました。でもかっこいい。1幕のあのセンターで踊るダンスとか痺れる。アルブレヒトより踊ってるかも。
2幕の亡霊たちによる死のシーンはその前の流れから含めて本当にえげつなかった。

3つ目はウィリたちは精霊ではなく亡霊だってことを強調してたこと。
ウィリなんてかわいいものじゃなかった。ゴーストたちはすべての恨みを殺意にかえてヒラリオンを殺しにいくとき、クラシック版のおもしろさゼロ。怒りを通り越した殺意と痛みしかなかった。
そしてジゼルもヒラリオンが殺されるのをただ見ている。あのシーン圧巻でした。

4つ目アルブレヒトが生き残るのは絶望でしかない、というエンディング。
わたしはやっぱりどうしてもアルブレヒトという男が許せなくて笑、そこがどう描かれるのかなぁと思ってたのですよ。まぁ相変わらずクソでした。ある意味1幕はクソっぷり上がってるよ笑。
妊娠してる女、捨てたからね!!
でも2幕のアルブレヒトは死にたくて、それでもジゼルによってそこは助けられてしまう。そして壁の向こうにはもう行けないし、元の世界にもきっと戻れない。いやぁ絶望。でもそれは彼が背負わなければいけないんですね、クラシックのアルブレヒトより罪は背負っているのでおけー笑。

5つ目はミルタ様とジゼルは表裏一体であるということが強調されてた。
ミルタ様は本当に死の亡霊で殺意しかなくてその姿が本当にヒリヒリするほど痛い。最後ジゼルと2人で去っていくシーンは心の痛みマックスでした。

このジゼルはクラシックではあいまいにしている部分を容赦なく描いています。

圧倒的な階級差、アルブレヒトの身分がばれたときジゼルは妊娠したいたこと、それをわかってゴミのように捨てたこと、ジゼルの死はヒラリオンによる殺人だったこと、ただすべての怨みを殺意にかえて殺しにいくミルタとゴーストたち、ヒラリオンの死をだまって見つめるジゼル、最後行き場のないアルブレヒト

えげつなかくて容赦がなかった。
でも素晴らしかった!
音楽や振り付けにときどきクラシックの部分を思い出させてくれる演出もよかったし、シンプルな装置と衣裳な分、ダンサーたちの能力が強調されてたと思う。

 

 

途中ですが、ここまで。

またまとめます。