究極のお嬢さん芸

すきなことを、すきなだけ

10/17 ロイヤルバレエ マノン ライブシネマ 感想

感想です。
キャストのプチ感想はこちらからどうぞ
あ、あと以下全力のネタバレありです。

マノンは初めて観ました。
好きか嫌いかで言えば、好きです。
ただこれはキャストによっては嫌いになる可能性もあるかも。
特にデグリュー。
マノンはもう感情移入できるキャラクターではないので、意外とどんなバレリーナがどう踊ってもある程度楽しめる気がしますが、デグリューは最初から最後までマノンへの誠実な姿がすこしでも揺らいでしまうと受け入れられなくなりそうな気がしました。

フェデリコ•ボネリさんのデグリューは本当にマノンに誠実で、すごく心動きました。最後マノンが死んでしまって悲しいというよりは、デグリューが最後の最後まで彼女のために腕を開いて希望を持っていたのに、それが報われることがなかったことのほうが悲しくて、それでもその中で死ぬことができたマノンのことを思えばすこし救いのあるラストのように思いました。

観る前からあらすじを知っていたのですが、だからこそマクミランってどーしてこんな悲劇すきやねんと思っていたのです。
でもやっぱりこうやって人が演じることを観るとマクミランのバレエ(って言ってもロミオとジュリエットしか長編みてないけど笑)は最後に一抹の光というか救いを感じれて好きなのです。

ただそれは踊り手によっては全くそれを感じれずに終わりそうなのが、ダンサーにとっても魅力的なのかもしれないし、観客としてもあのダンサーなら、このダンサーなら、どうやってキャラクターをみせてくれるのだろうかと思わせてくれるのだと思います

今回フェデさんデグリュー観れて本当に良かったです!

あとやっぱり印象的なのはレスコー、マノン、ムッシューのパドトロワ
ムッシュー変態すぎる笑。
レスコーの思惑とマノンがファムファタールとして開花していく姿、ムッシューのレスコーと取り引きしつつどうしてもマノンを物にしたいという欲が渦巻いていて、圧巻。
いい意味でその欲望の渦が気持ち悪くて、それがあの滑るような振りでより増大している感じ。
休憩時のレディマクミランとダーシーのインタビューで、マクミランはマノンを作るときアイススケートにハマっていたといってましたが、本当にあの滑る感じがとても印象に残ります。

あームッシューの足舐める感じが本当に気持ち悪かった笑。

1幕の最初、レスコーが座っているところ本当に絵画的ですき。

レスコーと愛人の酔っ払いパドドゥ、やはりラウラさんとリカルドさんのカップルは圧倒的にすごい。

リカルドさんのレスコーは本当にすきなのですが、彼のデグリューを観てみたいとも思いました。
リカルドさんのデグリューも最後まで優しく支えていきそうな感じで。
前にイギリスの新聞か何かで彼のインタビューを読んだのですが、あまり上をガンガン目指す感じではなく、ひとつの役をとても大切に演じる方のようにお見受けしたので、あまり期待は持てないけど、でもやっぱりみたい。
踊ってくれ!リカルドさん!

というわけで長くなりそうなので、続きます。