究極のお嬢さん芸

すきなことを、すきなだけ

11/20 young Frankenstein

日にち多少前後しますが、レビュー!

 

11/20 Young Frankenstein
Garrick theatre で上演されているMel Brook's Young Frankenstein。
我が人生を変えた男、Hadley Fraser久しぶりのウエストエンドミュージカル!
Mel Brookといえばプロデューサーズ!新旧両方とも映画みてます。
本当にくだらないギャグ連発で、とっても面白い!下ネタも多め笑
Don't touch の歌はわたしも歌いたい笑。

まずハドリーはやはり相変わらずの歌が恐ろしいほどうまい。まぁこの人のことを天才っていうんだろうなってくらいの歌のうまさ。声も良いし、どの歌も喋るように歌う。キャリアのスタートがレミゼのマリウス、そのあとはマイフェアレディのフレディやったり、それこそおなじみファントム25周年のラウルなど王子様路線にいってもいいのに、そこには行かず、Dommer Houseでシェイクスピアや現代劇やったり色々挑戦しててすごいです。
今回のフランケンスティーン博士もギャグセンス心配してましたが、とても面白かった!それにハドリー、ダンスもそれなりに魅力的でさすが舞台俳優。
彼の歌声を聴けるだけでとても幸せだし、笑顔たくさんなのでそれもそれでよろし!

インガはプロデューサーズのウーラまんまのキャラクターで、多分メルの好みだとみました。笑。
金髪脚線美でガンガン踊るし歌も歌うし、やはりウーラ同様なんかすっとぼけててかわゆいです。

イゴールはあれなんていうのかね笑。ハドのフランケンスティーンと相性抜群。あの役は抜群のコメディセンスが必要だけど間も勢いも全て彼が舞台を引っ張ってました。

お手伝いさんのブルーカ。こんなん面白すぎるわー!という存在。舞台にいるだけで観客はみんな彼女が大好きになります。あの名前言われるたびに馬が嘶くとかネタが細かい笑。
多分有名な女優さんなのかな、もう舞台に出た瞬間拍手でした。

エリザベス。あーこの人好きだわ、最初フランケンスティーンの婚約者ってわりには意外と良い年と思ったけど、tits言いまくるは怪物とのアレコレやら、もう全部持ってく。この役絶対楽しい笑!あと多分ハドリーより10は上とみてます笑。

怪物。アビーノーマル(アブノーマル)な脳みそ植えられちゃった怪物。タップ踊るわラブシーンあるやら本当に楽しい!
あれでタップ踊るのは本当に難しいと思いますが、軽く踊ってて観客もとても盛り上がってました。

実はミュージカルをみること自体久しぶりで、ちゃんとマイク入ってることに驚きました。笑。
でもね、ハドリーとかあれマイクいらんよきっと笑!

とりあえずくだらないしバカバカしいんだけど、不快ではない、これって結構実は難しいと思うのです。
お腹の底から笑いたいときに絶対おすすめミュージカルでした。
てかまぁ、ハドリーの歌は人生で一度は聞いといたほうが良いものなので、ぜひこの機会に。

11/21 Wicked 個人的変化について

11/21Wicked 個人的変化について

これはレビューではなくて個人的な心情の変化について。

 

ここ1ヶ月、我が人生ほぼ初の状態が続いていたので、ここら辺でビバ女の友情ミュージカル(違う笑)Wickedみてベクトルを少し戻そうと思いまして、観てきました。
結果として、もうベクトルは戻すのではなくまた別の形に変わるときなんだなっつーのはわかりました。

 

Wicked はふたりの魔女、エルファバとグリンダが主役ですが、わたしはエルファバタイプなのですね。
彼女の苦悩、みんなと違うこと、自分の負けそうな弱さを戦うことで強くなってきたこと、でも本当は乙女なところ、自分を受け入れてくれたことが本当に嬉しくてその人たちのためならなんでもしようとするところ。全部わかる気がします。今回わたしはエルファバがグリンダからもらった帽子をずっと大切に持ってるってところにもう心が痛くなってしまいました。受け入れてもらえた嬉しさ、あの帽子はその象徴なんだろなって思う。
グリンダはみんなの人気者で、おバカちゃんだけど、でも優しいんです。あれって誰からも大切にされてきたからできる優しさなのかもしれない。だからエルファバの帽子の件では彼女から歩み寄るし、フィエロも許すことができる。そしておバカちゃんって書いたけど、最後おバカちゃんのフリを辞めるんだよね。あんなに愛されてるのに実はこれからグリンダは孤独な戦いが始まって、それを引き受ける。

初めてこの作品を見たとき、エルファバがどうして最後すべてを諦めてグリンダに託すことができたのかわからなかったんです。でもここ数年彼女の気持ちがわかるような気がしてきました。
ずっと1人で戦ってきた彼女は、いかに自分が孤独で寂しかったかを知ってしまったんですよね。自分には手に入らないと思ってたものが、手に入った時、エルファバは他のものをすべて放棄できた。
エルファバって大好きなキャラクターだけど、今回酷だなって思ったのは、グリンダに意図せず自分の孤独を、いやそれ以上の孤独、周りにみんながいるのに孤独、を押し付けてしまうところだと思う。エルファバはずっと1人だったから、そのことに多分気づいてないと思う。
そしてグリンダはエルファバから託されて初めて、エルファバの抱えてた孤独の寂しさを知るんだと思うんですよね。

今回wicked をみて、寂しさとか孤独にすごくフォーカスがいったのは多分自分もそれが今のテーマだからだと思うんです。彼女たちはそれぞれに痛みを抱えてるしそれはずっと続いていくけど、でも2人がかっこいいのは自分で選んでるところだと思います。
そしてわたしも多分もうすぐその分岐的なのかもしれません。
この作品、初めてみたのがハタチのときで、年齢を重ねるにつれて感情移入するところがどんどん物語終盤にズレていくという、素晴らしい経験ができました。
わたしも、大人になったのね笑。

こういうの経験するとやっぱり物語の重要性を感じるし、少しずつそういうことを伝えられる人になれたらいいなって思う。

実はロンドンにいます。

お久しぶりです。

実はロンドンに今滞在中です。

いろいろ悩んで悩んで悩んで、ロンドンに来ましたが、本当ロンドンにきてよかった!

1ヶ月ほど滞在するので、見た作品のレビューどんどん更新していきます!

ENB来日公演 7/8夜 コッペリア

 

イングリッシュナショナルバレエが日本にきたっ!!!!わーーーい!!!
というわけでまずコッペリアを観てきました。

スワニルダ タマラ•ロホ
フランツ イサック•エルナンデス

この作品わたしがロンドンから帰国した直後に上演されたので観れなかったんですよ。
だから観れてとてもうれしい!!
そしてとても素晴らしかったです。
コールドも勢いがあるし揃ってるし、長旅の疲れも感じさせないパワーある舞台でした。

まずロホちゃん。
実はね昔出待ちしてたときに、いつかENBで日本に行きたいと言ってて、もしかしたらそのときは夢に近かったのかもですが、それが現実になっててすごいなって思います。なによりその場に立ち会えてうれしい。

かんじんのスワニルダですが、登場からかわいい。スワニルダってジゼルやオデットのような薄幸の美少女というよりは、リーズのように恋をしてる町娘で嫉妬したりいたずらしたりする普通の女の子なんですよね。それをコケティッシュに演じてました。
2幕のマイムは結構ウケてたし、そこはさすがです。わたしはかなり上の方から観てましたが、ちゃんとコッペリアは何を考えて行動してるかが表現されてるのが伝わります。
テクニックも圧倒的でした。
実は3幕、珍しくすべってヒヤッとしましたが、偶然にもそのコケたときの感じが2幕の人形のフリをしたような動きに似てて観客もちょっと笑いが起きたんですよ。それってやっぱり2幕で観客にスワニルダの人形のフリのマイムを強烈に印象付けてるからだと思うんですね。
これは偶然の事故だと思いますけど、やはりそれまでに観客がストーリーに入り込める舞台を作ってたから、うまく流れていったのだと思います。
ちなみにこのすべる直前までロホちゃんは驚異の長時間バランスとってました。あれビビった笑。
どうぞお怪我がなかったことを祈ります。

フランツのイサック•エルナンデスくん。イサックくんスターになっちゃうー、多分スターになっちゃうー、去年のワディムと同じオーラを感じるー!笑
何回か彼のダンスみてるけど、フランツのソロ圧倒的でしたね。いやー観てて気持ちのいい踊り!!フランツのソロって超難しそうなイメージなんですが、もうジャンプひとつに華と勢いがありました。
本当ね、3.4年前のマックレーくんとか去年のワディムとか、あのスターに登っていくときにだけある、独特のオーラをガンガン感じました。
いやースターになっちゃうー笑!

フランツとスワニルダの3幕のイチャつきっぷりも、普通のカップルって感じでかわいらしかったです。てかちょっとうらやましかったです。笑。

あとコールドが本当によかったです。
はじめて文化会館ってステージ狭いのかなって思ったレベルで全体の勢いがありました。
マズルカ?キャラクターダンス?もパワフルで楽しくてみててワクワクドキドキ!
こういうところの勢いがあるとそれだけで作品の質がぐっとあがります。
もともとコッペリア自体が楽しい物語ですが、舞台の上で全員でマイムしてるときとか、もはやコントの基本のような面白さ。このカンパニーの纏まりの強さを感じます。

衣裳も可愛かったです。コッペリアってきっと山の近くの街が舞台なんだろうなって衣裳から感じることができました。
セットもステキ。ツアーカンパニーだからきっといろんな仕掛けもあるんだろうなー!
あの火花でるのって消防法とかに申請してんのかな笑(元職業病笑)

ENBってこういったクラシックからアクラム•カーン版ジゼルといった新作、ピナ•バウシュとかも踊ってるって本当にすごいカンパニー!
来週の海賊も楽しみすぎます。
本当にロンドンでみた海賊はどの舞台よりも観客が興奮していました。
あーたのしみっ!幸せっ!

ジュエルズ ロイヤルバレエ シネマシーズン 感想 ダイヤモンド

 

ロシアを表した作品、ダイヤモンド。
優美で圧倒的です。
わたしにとってチャイコフスキーってロシアの音楽家という以上に、バレエの音楽家です。だからこのダイヤモンドとアナスタシアをみてほぼ初めて、チャイコフスキーってロシアの音楽家なんだとひしひし感じました。おっそ笑!

ネラさん&ティアゴ
2人は安定してますね。
今回ティアゴにかなり余裕があった感じをうけました。来日公演のロミオとジュリエットのときは、ロミオに余裕がなかったように感じたけど(理由はわかる)、今回はバッチリ。時の流れって偉大笑。

ネラのほうも相変わらずの安定感。
この人本当に難しいステップも簡単にこなしていきますね。まったくぶれない。不安がゼロです。
ふたりとも輝いてました。

あとこの作品とアナスタシアはやっぱりどことなく雰囲気にてますよね。
きっとマクミランの脳内にもこの作品のイメージが強烈にあったんだと思います、まあ帝政ロシアってバッチリテーマ同じだしね笑。

たくさん人が舞台にいるというだけでゴージャスになるんだなって感じます。それこそある意味ロシア的ゴージャス感。

エメラルドがフランス
ルビーがアメリカ
ダイヤモンドがロシア

ではイギリスらしさって何かなって思った時、ジュエルズのような特段物語性がないものでもストーリーがみえてくる、ということかなって思います。
それがバランシンのバレエにおいてあっているかどうかはわたしにはわからないけれど、やはりそこにイギリスのバレエの"theatrical"を感じるし、わたしはそこが好きです。

とりあえず本編感想はここまで。
次回はもしかしたら幕間の映像についてか、アナスタシアの感想かきます。
ポワちゃん、本当に素晴らしいバレリーナね。

若いというのはそれだけで、かわいい

 

みなさんこんにちは、はげそうなほど悩んでますか?

 

突然ですが、わたしは若ければ若いほどOK!という思考の持ち主ではなく、むしろ人生進むごとになんかいろんなアクシデントに見舞われて、はげそうになりながらもなんだかんだ楽しんでるタイプです。

 

でもね、この前若いっていうのはそれだけでかわいいんだと実感したことがあったんですよ。そして、それってひとつの許しだなって思いまして。

 

キッカケはファミレスで友達とご飯を食べるという、至高のグダグダタイムを過ごしてて、わたしが昔の写真を見せながらなんか説明をしてたんですよ、くだらないことを。
そしたら友達がその写真をみて、若いね!何年前?と言ってくれて、改めてその写真の自分をみたんです。

 

これから言うことはわたしの中でも勇気がいることだし、本当誤解なく伝わるといいんですけど(前置きの言い訳ながめ)、その写真のわたしはなんかかわいかったんですよ、若くて笑ってて。


顔かたちがかわいいっていうのではなく、なんか若さあふれてて楽しそうでハツラツとしてて、それがかわいかった。
その写真は4年前のものだけど、この前自分の誕生日のときも、10年以上前のプリクラや写真をみて同じことを思いました。わたしかわいかったじゃんって。

 

 

10代から20代前半は同い年と過ごすことが圧倒的に多くて、そうなると若くてハツラツとしたかわいさはみんな持っている当たり前のものだから、自分はみんなと違ってかわいくないって思ってしまう。そしてそれに傷つく。それが若さゆえでもあるんだけど、でも意外と引きずってもいる。

 

だから自分で、あの頃のわたしかわいかったじゃんって許せたのはある種のエポックメイキングな出来事でした。 

 

 

若いってそれだけで、パワーがある。
若いってそれだけで、勢いがある。
だから、傷つけるし傷つけられる。

 

でも若いってそれだけで明るくて、若いってそれだけでかわいい。

 

今のわたしに若さ溢れる笑顔ができるのかわからないけど、わたしには、そしてその写真に写ってた人たちには、確実にその時代があった。


なによりね、お姉様方がまだ若いやろー!って突っ込んでくれるのもまだ期待できる年頃だ。笑

 

きっとそれだけで、いいのかもね。

 

 

ジュエルズ ロイヤルバレエシネマシーズン 感想 ルビー

 

はいルビー!笑!
華やかで明るくてアメリカン!!
わたしは初めてみたとき、エメラルドを悠久の時、ダイヤモンドを結婚、と自分的サブテーマをパッと感じたんですけど、ルビーは運動会でした...笑

いやー楽しいやんルビー笑!運動会やん笑!

そんなことはさておき今回のルビーはパッと明るくなるような華やかさと共にアメリカ的な健康的セクシー感も感じました。

まぁまずはマックレーくん。
もうね、本当にもう、あの、すげーよ笑。
ロンドンでみたときも毎回あのシェネでざわつくんだよ観客が笑!
相変わらず素晴らしかった!気持ちよい自信とそれに伴うだけの実力がマックレーくんの魅力ですね。
本当、マックレーくん、あんた、すげーよ(あんた呼ばわり笑)

ラムちゃんも普段のクールビューティな感じではなく、あの美しいお顔に明るい笑顔で踊っててステキでした。
ラムちゃんとマックレーくん、多分クラシックで組むよりこういう作品で組む方が楽しいかも!なんかふたりの友情的な仲の良さ的雰囲気が引き立つ気がします。

もうひとりのセンターは現在ドイツで頑張ってるメリッサ•ハミルトン!
全然メリッサのこと中継でふれないからちょっとビビった。
あのいつものノリなら今日はドイツで活躍してるメリッサが戻ってきたよ!くらい言うかと思ったけどおもっいっきりスルー。
ま、そこは置いておいて彼女もうまくなりましたね。たまにバランスがちょっとドキドキすることもあったんですけど、今回はきっちり決めるとこ決めてかっこよかったです。
正直このポジションをゼナイダさんでみてたので、その迫力と圧倒的なスター性を忘れることはできないけれども。
やっぱりプリンシパルって、本当に目に見えて空気を動かせる人たちなんだって実家しました。うまく言えないけど、手をあげる、足を動かすだけで空気の振動というか波動がみえるというか...
メリッサちゃん、もう少しかな!でも確実にドイツで活躍してパワーアップしてるの見えて嬉しかったです。

あと、やっぱりサンベくんとミーガンちゃんが目立ってましたね。
サンベくんもプリンシパル見えてる人かな。強い陽のオーラがある分、もう少し影の必要な役をやったらどうなるのかみてみたいです。

今回こんだけ長く書いたし、華やかで楽しかったけど正直3つの中では期待したほどワクワクしなかったです。
もっともっとぶっ飛んだパワフルさがみたかったなー、って思いました。
それこそゼナイダさんやポワちゃん(あぁ彼女のルビーもすごかった笑)みたいな圧倒的で力強いものを期待してたからだと思います。
でもやっぱりルビーは盛り上がるよね!

次はダイヤモンド!