究極のお嬢さん芸

すきなことを、すきなだけ

ENB来日公演 7/8夜 コッペリア

 

イングリッシュナショナルバレエが日本にきたっ!!!!わーーーい!!!
というわけでまずコッペリアを観てきました。

スワニルダ タマラ•ロホ
フランツ イサック•エルナンデス

この作品わたしがロンドンから帰国した直後に上演されたので観れなかったんですよ。
だから観れてとてもうれしい!!
そしてとても素晴らしかったです。
コールドも勢いがあるし揃ってるし、長旅の疲れも感じさせないパワーある舞台でした。

まずロホちゃん。
実はね昔出待ちしてたときに、いつかENBで日本に行きたいと言ってて、もしかしたらそのときは夢に近かったのかもですが、それが現実になっててすごいなって思います。なによりその場に立ち会えてうれしい。

かんじんのスワニルダですが、登場からかわいい。スワニルダってジゼルやオデットのような薄幸の美少女というよりは、リーズのように恋をしてる町娘で嫉妬したりいたずらしたりする普通の女の子なんですよね。それをコケティッシュに演じてました。
2幕のマイムは結構ウケてたし、そこはさすがです。わたしはかなり上の方から観てましたが、ちゃんとコッペリアは何を考えて行動してるかが表現されてるのが伝わります。
テクニックも圧倒的でした。
実は3幕、珍しくすべってヒヤッとしましたが、偶然にもそのコケたときの感じが2幕の人形のフリをしたような動きに似てて観客もちょっと笑いが起きたんですよ。それってやっぱり2幕で観客にスワニルダの人形のフリのマイムを強烈に印象付けてるからだと思うんですね。
これは偶然の事故だと思いますけど、やはりそれまでに観客がストーリーに入り込める舞台を作ってたから、うまく流れていったのだと思います。
ちなみにこのすべる直前までロホちゃんは驚異の長時間バランスとってました。あれビビった笑。
どうぞお怪我がなかったことを祈ります。

フランツのイサック•エルナンデスくん。イサックくんスターになっちゃうー、多分スターになっちゃうー、去年のワディムと同じオーラを感じるー!笑
何回か彼のダンスみてるけど、フランツのソロ圧倒的でしたね。いやー観てて気持ちのいい踊り!!フランツのソロって超難しそうなイメージなんですが、もうジャンプひとつに華と勢いがありました。
本当ね、3.4年前のマックレーくんとか去年のワディムとか、あのスターに登っていくときにだけある、独特のオーラをガンガン感じました。
いやースターになっちゃうー笑!

フランツとスワニルダの3幕のイチャつきっぷりも、普通のカップルって感じでかわいらしかったです。てかちょっとうらやましかったです。笑。

あとコールドが本当によかったです。
はじめて文化会館ってステージ狭いのかなって思ったレベルで全体の勢いがありました。
マズルカ?キャラクターダンス?もパワフルで楽しくてみててワクワクドキドキ!
こういうところの勢いがあるとそれだけで作品の質がぐっとあがります。
もともとコッペリア自体が楽しい物語ですが、舞台の上で全員でマイムしてるときとか、もはやコントの基本のような面白さ。このカンパニーの纏まりの強さを感じます。

衣裳も可愛かったです。コッペリアってきっと山の近くの街が舞台なんだろうなって衣裳から感じることができました。
セットもステキ。ツアーカンパニーだからきっといろんな仕掛けもあるんだろうなー!
あの火花でるのって消防法とかに申請してんのかな笑(元職業病笑)

ENBってこういったクラシックからアクラム•カーン版ジゼルといった新作、ピナ•バウシュとかも踊ってるって本当にすごいカンパニー!
来週の海賊も楽しみすぎます。
本当にロンドンでみた海賊はどの舞台よりも観客が興奮していました。
あーたのしみっ!幸せっ!

ジュエルズ ロイヤルバレエ シネマシーズン 感想 ダイヤモンド

 

ロシアを表した作品、ダイヤモンド。
優美で圧倒的です。
わたしにとってチャイコフスキーってロシアの音楽家という以上に、バレエの音楽家です。だからこのダイヤモンドとアナスタシアをみてほぼ初めて、チャイコフスキーってロシアの音楽家なんだとひしひし感じました。おっそ笑!

ネラさん&ティアゴ
2人は安定してますね。
今回ティアゴにかなり余裕があった感じをうけました。来日公演のロミオとジュリエットのときは、ロミオに余裕がなかったように感じたけど(理由はわかる)、今回はバッチリ。時の流れって偉大笑。

ネラのほうも相変わらずの安定感。
この人本当に難しいステップも簡単にこなしていきますね。まったくぶれない。不安がゼロです。
ふたりとも輝いてました。

あとこの作品とアナスタシアはやっぱりどことなく雰囲気にてますよね。
きっとマクミランの脳内にもこの作品のイメージが強烈にあったんだと思います、まあ帝政ロシアってバッチリテーマ同じだしね笑。

たくさん人が舞台にいるというだけでゴージャスになるんだなって感じます。それこそある意味ロシア的ゴージャス感。

エメラルドがフランス
ルビーがアメリカ
ダイヤモンドがロシア

ではイギリスらしさって何かなって思った時、ジュエルズのような特段物語性がないものでもストーリーがみえてくる、ということかなって思います。
それがバランシンのバレエにおいてあっているかどうかはわたしにはわからないけれど、やはりそこにイギリスのバレエの"theatrical"を感じるし、わたしはそこが好きです。

とりあえず本編感想はここまで。
次回はもしかしたら幕間の映像についてか、アナスタシアの感想かきます。
ポワちゃん、本当に素晴らしいバレリーナね。

若いというのはそれだけで、かわいい

 

みなさんこんにちは、はげそうなほど悩んでますか?

 

突然ですが、わたしは若ければ若いほどOK!という思考の持ち主ではなく、むしろ人生進むごとになんかいろんなアクシデントに見舞われて、はげそうになりながらもなんだかんだ楽しんでるタイプです。

 

でもね、この前若いっていうのはそれだけでかわいいんだと実感したことがあったんですよ。そして、それってひとつの許しだなって思いまして。

 

キッカケはファミレスで友達とご飯を食べるという、至高のグダグダタイムを過ごしてて、わたしが昔の写真を見せながらなんか説明をしてたんですよ、くだらないことを。
そしたら友達がその写真をみて、若いね!何年前?と言ってくれて、改めてその写真の自分をみたんです。

 

これから言うことはわたしの中でも勇気がいることだし、本当誤解なく伝わるといいんですけど(前置きの言い訳ながめ)、その写真のわたしはなんかかわいかったんですよ、若くて笑ってて。


顔かたちがかわいいっていうのではなく、なんか若さあふれてて楽しそうでハツラツとしてて、それがかわいかった。
その写真は4年前のものだけど、この前自分の誕生日のときも、10年以上前のプリクラや写真をみて同じことを思いました。わたしかわいかったじゃんって。

 

 

10代から20代前半は同い年と過ごすことが圧倒的に多くて、そうなると若くてハツラツとしたかわいさはみんな持っている当たり前のものだから、自分はみんなと違ってかわいくないって思ってしまう。そしてそれに傷つく。それが若さゆえでもあるんだけど、でも意外と引きずってもいる。

 

だから自分で、あの頃のわたしかわいかったじゃんって許せたのはある種のエポックメイキングな出来事でした。 

 

 

若いってそれだけで、パワーがある。
若いってそれだけで、勢いがある。
だから、傷つけるし傷つけられる。

 

でも若いってそれだけで明るくて、若いってそれだけでかわいい。

 

今のわたしに若さ溢れる笑顔ができるのかわからないけど、わたしには、そしてその写真に写ってた人たちには、確実にその時代があった。


なによりね、お姉様方がまだ若いやろー!って突っ込んでくれるのもまだ期待できる年頃だ。笑

 

きっとそれだけで、いいのかもね。

 

 

ジュエルズ ロイヤルバレエシネマシーズン 感想 ルビー

 

はいルビー!笑!
華やかで明るくてアメリカン!!
わたしは初めてみたとき、エメラルドを悠久の時、ダイヤモンドを結婚、と自分的サブテーマをパッと感じたんですけど、ルビーは運動会でした...笑

いやー楽しいやんルビー笑!運動会やん笑!

そんなことはさておき今回のルビーはパッと明るくなるような華やかさと共にアメリカ的な健康的セクシー感も感じました。

まぁまずはマックレーくん。
もうね、本当にもう、あの、すげーよ笑。
ロンドンでみたときも毎回あのシェネでざわつくんだよ観客が笑!
相変わらず素晴らしかった!気持ちよい自信とそれに伴うだけの実力がマックレーくんの魅力ですね。
本当、マックレーくん、あんた、すげーよ(あんた呼ばわり笑)

ラムちゃんも普段のクールビューティな感じではなく、あの美しいお顔に明るい笑顔で踊っててステキでした。
ラムちゃんとマックレーくん、多分クラシックで組むよりこういう作品で組む方が楽しいかも!なんかふたりの友情的な仲の良さ的雰囲気が引き立つ気がします。

もうひとりのセンターは現在ドイツで頑張ってるメリッサ•ハミルトン!
全然メリッサのこと中継でふれないからちょっとビビった。
あのいつものノリなら今日はドイツで活躍してるメリッサが戻ってきたよ!くらい言うかと思ったけどおもっいっきりスルー。
ま、そこは置いておいて彼女もうまくなりましたね。たまにバランスがちょっとドキドキすることもあったんですけど、今回はきっちり決めるとこ決めてかっこよかったです。
正直このポジションをゼナイダさんでみてたので、その迫力と圧倒的なスター性を忘れることはできないけれども。
やっぱりプリンシパルって、本当に目に見えて空気を動かせる人たちなんだって実家しました。うまく言えないけど、手をあげる、足を動かすだけで空気の振動というか波動がみえるというか...
メリッサちゃん、もう少しかな!でも確実にドイツで活躍してパワーアップしてるの見えて嬉しかったです。

あと、やっぱりサンベくんとミーガンちゃんが目立ってましたね。
サンベくんもプリンシパル見えてる人かな。強い陽のオーラがある分、もう少し影の必要な役をやったらどうなるのかみてみたいです。

今回こんだけ長く書いたし、華やかで楽しかったけど正直3つの中では期待したほどワクワクしなかったです。
もっともっとぶっ飛んだパワフルさがみたかったなー、って思いました。
それこそゼナイダさんやポワちゃん(あぁ彼女のルビーもすごかった笑)みたいな圧倒的で力強いものを期待してたからだと思います。
でもやっぱりルビーは盛り上がるよね!

次はダイヤモンド!

魔の脳内2歳児

最近ずっと考えていました、いろんなこと。本当考えすぎてはげちゃうんじゃないかなって思ったし、実際ヘッドマッサージしてもらったら頭皮ゴリゴリですねーってお姉さんに言われました。やだよー、はげたくないよー!


とにかく、考えてました。何考えてたんでしょうね、いろいろ考えてたと思う。

信じてもらえない気もするけど、わたしは客観視と脳内シミュレーションで感情を抑えるクセがあります、信じてもらえないかもしれないけど。笑。


わたしがいわゆる"物語"が好きなのは、たまに行き過ぎるクセを外して、物語を通して自分の抑えてる部分を感じることができるからだと思います。

これ、悩んで悩んで気づいたことの1つ。だから映画も舞台もバレエも1人でみるのが好きなんです。だってそんな隠して抑えてる部分だすときに誰かにみられたくないし、誰かにみられてそれどう思われるかに気をとられたくないし。


でもねー、もうそれも面倒なんですよ。どうしてこんなに自分は不器用なのかなとか、どうしてこんなに迷うのかなとか、なぜなぜどうしてって魔の2歳児が脳内大暴れ。

 

やっとそこから抜け出したって思ったら今度は環境がわたしを試してきた。

えー、そっち?みたいなね。

でもさ、やっぱりわたしは不確かでも自分の夢を選んじゃう愚か者だし、まぁそれでいいやって、やっとさっき納得しました、ええ。

この2日間、やっぱり自分の不器用っぷりについて悩んだけど、でもなんで自分は泣きそうになったかって結論は友達の手を借りつつ自分で見つけたし、そこまでたどり着いたからそれでいいや。
また明日は魔の脳内2歳児が大暴れするかもしれないけど、とりあえず今は暴れてないし。


あとね、すごく嬉しかったのはこの1ヶ月ちょい、わたしの支離滅裂の話を聞いてくれて、それでいいじゃんて背中を押してくれて、わたしよりわたしのことわかってくれた人が何人もいて応援してくれてるってわかったこと。

こんなにいい人がわたしのこといいじゃんていってくれるならもう少し自分信頼していいんじゃない?って素直にそう思えた。


というわけでわたしはロンドンに戻ります。まだ何も決まってないけど、なんとかなるでしょ!

 

ジュエルズ ロイヤルバレエ シネマシーズン 感想 エメラルド

 

ジョージ•バランシンの作品、ジュエルズ。
See the music hear the dance
哲学的であり、でもなんかシンプルな言葉ですよね。
わたしは物語的なものが好きなので、はじめてロンドンで観るときにわたしでも楽しめるかなってちょっと緊張したんですけど、どの作品もすごく楽しめたんですよね。
そして久しぶりにみて、あのときと同じように楽しんだのはもちろん、自分がこの3年間、劇場でバレエをみれてなくても映像をたくさんみたりしてて、少しだけど進歩したかなって思えました。


さぁ自分語りは置いといてさっそくエメラルドの感想!
フランスをイメージした作品、エメラルド

派手ではないけれど華やかでエレガント
わたしの感じたことです。

ベアトリクス•スティック=ブルネルちゃんがこんなにも気品のあるダンサーさんだとは思いませんでした!!
とても元気でパーンっとした華やかさがあるダンサーさんだと思っていたので、このエレガントさはとても良い予想外さでした。
お相手のバレリーさんも相変わらず、バレリーナを美しく見せつつ優雅さを漂わせていました。
いやぁーベアトリクスちゃん、本当に輝いていましたねー!!

そしてラーラさん。
ロンドンで同じエメラルドのソロをみたときに、なんてうまいバレリーナなんだろー!すげー!と思いましたが、今回も相変わらず素晴らしかったです。
やっぱりこの人本当にうまい。
ちゃんと作品をしっかり理解してそれぞれにあった表現ができる人なんだなって今回改めて実感しました。
あのエメラルドのソロが大好きなんですが、それも初めてみたのがきっとラーラさんだったからだと思います。

平野さんも相変わらずとても美しく踊っていらっしゃったわ。
バランシンのような、音楽を踊るような作品のときに、彼のパの一つ一つの美しさがより際立つのかもしれません。
でも美しく踊れば踊るほどどんどんクリーピーになっていくヘンゼルとグレーテルの魔女のような役も実はもっとみたいんですよ。あれ本当すげーよ笑、リアム天才だよ。

パドトロワは女性の2人はわからず。ごめんなさい、勉強不足になってきた!
男性はヘイくん!
ヘイくんもヘイくんですごかったわ。
平野さんと並ぶレベルで美しく踊られるわー!笑
特に男性3人で踊るシーンは、ヘイくんは他の2人に比べて小柄だけど、まったく負けてない、むしろ一番ラインは綺麗でした。
ヘイくん華やかさもあるし、でもほのぼのした雰囲気も素敵だし、演技もとてもうまいし、今回のようなパフォーマンスみるとちょっとプリンシパル見えてくるよね。
アレックスさんとマックレーくんの小柄なプリンシパルはもう2人いるけど、ヘイくんなら食い込めるかも!
今若手男子結構おもしろいのいる気がします、ロイヤルバレエ。

エメラルドは3つの中では一番控えめかもしれないけど、本当に美しい作品だなって思います。


次はルビー!

眠れる森の美女 シネマシーズン 感想6 グランパドドゥ

 

6本立てになっちゃったよ結局笑。

さー、最後はグランパドドゥ!!
このグランパドドゥって本当にクラシックの真髄だわ。

ネラはあれだけ1.2幕踊ってきたのに疲れまったくみえず、最後までとても楽しそうに踊ってた、フィジカルモンスターや笑。

ネラさんはキープ力があるから本当に美しくポーズとってる時間がながくてホレボレします。
あとやっぱり彼女の笑顔!あの幸せ溢れる笑顔はみんなを幸せにするわー!

最後のコーダのとき、ネラさんはアラベスクでバックするまで1人で踊るんだけど、あのバージョン好きくないです。本当にそこだけ笑。あのふたりでちょんちょこ笑してからのアラベスクでバックが興奮するのに笑!

ワディムも素晴らしかった!いやー、素晴らしいよ、スッとポーズとる瞬間は本当に彫刻のようなラインの美しさ。
でも、ごめん、あの幕間で流れたリハーサルのソロのがよかったよね、ボソっ笑。あのリハーサルみちゃったから期待値が本当に高かったのでね。本番のソロでも充分素晴らしかったです、はい。

というわけで、やっと終わった眠れる森の美女

ロイヤルの眠りはやっぱり衣裳が恐ろしいほどかわいくて、それは昔から変わらないだなってこと。
あと、デイム•ベリル•グレイが幕間中継にでてきて、彼女の話を聞けて本当に嬉しかった。これはライブシネマしか味わえない特権だし(あとでyoutubeにあがるとしても)特に今回は、すごかったです。こういうところは本当にロイヤルうまいよね!!
いつかベリルの話してたことについてもまとめるかも、ちょっともしかしたらもしかする、素晴らしい偶然の話かもしれないから。

それでは次はジュエルズ!